オフコンとの違い

パソコンとワークステーションとミニコンとオフコンの違い オフコンって言葉をご存じですか?オフコンとは、オフィスコンピューターの略称です。中小企業で事務処理の為にに設計された比較的小型のコンピュータで、日本独特の呼び方らしい。アメリカ等では、別の名前があるらしい。しかし、事務処理のためのコンピューターとは何とも漠然としたくくりだと思う。企業の作業の中には、経理やその他業務処理など様々な分野に分かれていると思う。その業務のくくりなく、オフィスで事務処理を行うコンピューターを全て同じ呼び名でくくるとは、大きすぎるのではと思われてならない。 「筐体の大きさがどれくらいあるか」、「どんな業務に利用できるのか」、といった観点で見た場合、以下の4者の間に決定的な違いが無い。4者を区別する場合は「歴史的事情(生い立ち)」と「内部アーキテクチャ」等を知る必要がある。 1. パソコン * パソコンの定義については、本ページの別の項目に解説があるので割愛する。なお、パソコンのルーツは二系統ある。一つはホスト機のダム端末のインテリジェント化として始まった系統。もう一つはTK-80やAltair 8800のようなホビーマイコンとして始まった系統である。特にホビーマイコン系の方は、大抵のものがインテルの8080/8086互換系のCPUを搭載していた。 2. ワークステーション * 汎用コンピュータ(メインフレーム)などで構成されたサーバとネットワークで接続され、事務専用端末として使用されることもある。なお、JIS X 0001 (ISO/IEC 2382-1)では、「通常、専用の計算能力をもち、利用者向きの入出力装置をもつ機能単位(ハードウェア・ソフトウェアからなる指定した目的を遂行できるもの)」と定義しており、これに従うとパーソナルコンピュータ (PC) が含まれるが、通常はPCとは分けて考えることが多い。 3. ミニコン * ミニコンは、メインフレームのように大規模なシステムを想定したしかけが搭載されていないながら、メーカー独自のアーキテクチャを持ったコンピュータを指す。意味合いとしては、メインフレームの縮小版ともいえ、その性格上、メインフレームに比してダウンサイジング化やオープンシステム化の影響を受けやすく、メインフレームよりも早く市場から淘汰されていった。大きさについては、電子レンジ以上の大きさを持っているものを指す。あまりに小さいものはマイコンに分類されてしまう。逆にメインフレームに匹敵するほどの大きさを持っていても分類上問題ない。 * 用途としては、主に制御系(プロセス制御、通信制御など)を中心に、エンジニアリング系にも利用される。 4. オフコン * オフコンはミニコン及びワークステーションの一種であるが、「これはオフコンである」とベンダが宣言し、既存の業務・業種パッケージ(財務会計や給与計算、販売管理など)をマシン購入と同時に利用できる形で売り出した製品を指す。日本独自の呼称表現であり、欧米では日本で「オフコン」と呼ばれるコンピュータも「ミニコン」と称する。端的には、上記ミニコンのアーキテクチャを、中・小規模な企業内における事務処理用途に特化させたものである。 * 現在オフコンと呼ばれているものは、昔(1990年頃まで)においてオフコンと呼ばれたものの後継版製品を指す。現在では内部ハードウェアのアーキテクチャはパソコンと同様であることが多いが、独自のオペレーティングシステム (OS) を搭載し、かつてのオフコン用のアプリケーションが使用できるように施してある。現在では、オフコンからネットワークへの遷移が見られる。家庭内でも、小規模なネットワークを構築する時代なので、小規模なオフィスでは、オフコンを設置するよりも、簡易で安価に代用できるであろう。家庭内では、パソコン同士のネットワークだけではなく、テレビや家電製品とのネットワークを構築することもサービスとして、容易に投入できる時代である。家電製品だけでなく、安全性という面から、防犯システムへの転用、ドアや窓のメーカーがサービスとして提供している。

機器構成

一般的にパソコンと呼ばれるものにはデスクトップタイプとノートタイプがあります。パソコンの機器構成としてはまず本体に当たる物で、パソコンを動作させるための主要な部品が内蔵されている部分がありますが、その部品には以下のような物があります。 ケース パソコンの主要機器を収納するための箱。縦置きのミニタワー型、ミドルタワー型、フルタワー型などがある。省スペース型と呼ばれるものは、横置き(水平)設置も可能である。 CPU パソコンの頭脳に当たる部品。中央処理装置。MPUと呼ばれることもある。主にインテル社製のCore 2 DuoやCeleronなどが主流だが、AMD社製のAthlon 64 X2などの安価で高性能な他社製品も人気がある。 ノートパソコンではマザーボードに直付けされていて、取り外す事が出来ないものが多い。 ハードディスクドライブ パソコンのOSや各種のソフトウェア、データは、通常ここに記録される。メディアを取り出して運ぶことができないため、かつては固定ディスクとも呼ばれていた。ただし、特に大容量のデータのやり取りでは、ハードディスクドライブをパソコン本体から取り外してやり取りすることがある。またパソコン本体を分解せずにハードディスクドライブを着脱可能とするためのマウンタも存在する。年々、大容量化が進んでおり、2009年2月現在では、2TBの物も存在する。 光学ディスクドライブ CDやDVD、BDやHD DVDなどメディアを読み込む、あるいは書き込むために使用する。最近では、DVDスーパーマルチドライブや、BDドライブなど、多数の規格の光学メディアが使用できるものが主流となりつつある。持ち運びを優先した小型ノートタイプでは内蔵されない場合が多いが、多くの機種では、本体に1ドライブ(一部には2ドライブ以上)が内蔵されている。 フロッピーディスクドライブ フロッピーディスクを使用するためのドライブ。1990年代から3.5インチが主流であるが、最近はほとんど使われていないため、ノートタイプはもとより、デスクトップタイプでもミニタワー型以上など搭載機種も限られる。近年では、USB接続による外付けのドライブを利用するケースが多い。 光磁気ディスク(MO)ドライブ MOを使用するためのドライブ。フロッピーディスク同様、3.5インチが主流である。データ交換を目的として主に外付けで利用される。 メインメモリ パソコンでCPUが処理するデータを処理する際に記録しておくための記憶装置。BIOS等を格納する読み出し専用のROMと読み出しと書き込み両用のRAMが存在するが、通常、メインメモリといえば後者を指す。コンピュータグラフィックスなどの画像処理、特に動画処理を快適に使うには、より多くの容量が必要とされる。 表示装置 ディスプレイに表示するためのデータを処理する装置。フレームバッファ(グラフィックメモリ)から表示内容を読み出し、グラフィックスコントローラ、RAMDAC などを経由してディスプレイに表示信号を送る。現在では描画を高速化する機能であるGPU(グラフィックアクセラレータ)が搭載されている場合が多い。廉価なものではマザーボード上のチップセット(統合チップセット)がこの処理を行う。 サウンドチップ スピーカーから出す音声(各種効果音やデジタル化された音声データなどの再生)を処理する装置。 サウンドメモリ サウンドチップが処理するデータを一時的に記録する装置。グラフィックメモリと同様メインメモリと一体になっている物もある。 各種インタフェース 後述する周辺機器を接続するための差し込み口(ポート、端子)。以前はそれぞれの周辺機器に対応する専用のインタフェース(レガシーデバイスともいう)が備わっていたが、表示装置やイーサネット、サウンドの入出力などを除き、USBやIEEE 1394ポートへ集約される傾向にある。 パソコン用電源 交流を直流に変換し電力を供給する装置

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